タンズ アンタイド上映会/Newsletter No.3 発行
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- 20false23 GMT+0000 (Coordinated Universal Time)
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更新日:23時間
テキスト:福島 淳

2025年9月6日に東京・小岩 BUSHBASHで開催されたクィアパーティ〈こどくにおどるクィアのつどい 5:TONGUES UNITED-Screening Party-〉に参加した。
pfcのメンバーが以前、字幕・解説冊子制作に関わった映像作品『タンズ・アンタイド』が上映されるということで、コレクティヴとしてブースを出させてもらうことになったのだ。(そう、pfcがそこから出てきたところのNormal ScreenとC.I.P. Booksに変わらぬ感謝を🌹)


パーティのオーガナイザーの一人で、今回の上映企画を担当されたDJ-WARCLAYさんは、イベントの告知でもていねいな作品紹介をしてくれ(&素敵なフライヤーのデザインも)、久しぶりの『タンズ』上映ということも相まって、来たるパーティに胸ふくらませた私たちは、当日に向けて pfc ニュースレター第3号としてジンを作ることにした。

当日。ライブやDJプレイも行われる箱の音響ばっちりの環境で、集まった人たちとぎゅっと詰めあって暗闇で見る『タンズ』は、そこに込められた力をフルでほとばしらせているように、響いた。


コレクティヴの活動は、数人の限られた人々と関わり続け、言葉や情報、心や感情をいっぱいにしていく。翻訳出版コレクティヴであるから、その時間の持続のなかで変形&へんけい&へんケィ...を経てどうにか定着させた言葉の束は、たしかに抱えて持っていることができるのだけれど、いっぱいにしてきたものそこに収まりきらないし、連なった言葉を集団の外へと流れ出させる機会には(自分たちの遅々たる歩みのせいもあり)いつまで追いつけないような気持ちにもなる。
それでもくぎりが見えてきたタイミングでの今回のパーティだったから、参加もできたしあたらしいジンの制作もできた。脈打つ他の活動体と、そして集まった人たちと混じれる機会を、もっと持つことができるようなコレクティヴになれるだろうか!
『タンズ』(と一緒に私たち)を〈こどくにおどるクィアのつどい〉に呼び込んでくれた、DJ-WARCLAYさん(Yagiさん)と燈里さん、一緒にこのパーティを作ってこられた人たち、今回『タンズ』をみて私たちの冊子たちを手にしてくれた人たちに感謝します。またどこかで、作品やジンの感想聞くことができますように。

▶︎新刊のpfc ニュースレター第3号についての記事も一緒にどうぞ
リンク
〈こどくにおどるクィアのつどい〉 DJ-WARCLAYさん(今回のイベントの告知はこちら)、燈里さん
東京・小岩 BUSHBASH
Normal Screen、C.I.P. Books