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PFC 2023年9〜10月活動報告

9月、PFCでは『How We Get Free』でこれまで残っていた1章分の下訳の作成を終え、ようやく本文全ての下訳を揃えることができました。そして10月には、縦書きの状態でのピアチェックに入り、こちらもほぼ完了しました。11月に、全員で原稿を読み合わせ、翻訳の精度をあげつつ表記統一のための作業を進めていく予定です。


また、翻訳プロジェクトについての今後のスケジュールも見通しが立ちました。まずは12月までに原稿の完成、2月に脱稿(出版社への完成原稿の引き渡し)、5月に刊行を行い、クラウドファンディングのリターンにつきましても、順次書籍と合わせてトートバッグ、ジンなどのリターンを送付していく予定です。そこからオードリ・ロード著作集の翻訳出版に向け、さらにプロジェクトを進めていければと考えています。

PFCのミーテイングの様子。コレクティヴのメンバー二人が翻訳原稿を読んでいる。

コレクティヴでは現在、オンラインミーティングに加え、対面で集まれる人での作業も定期的に行うようになりました。 また本ウェブサイトやInstagram(@politicalfeelings)を通しての発信にもより力を入れていこうと考えております。Instgramでは、ストーリー機能も使いながら、リアルタイムでの活動報告や、ウェブサイト更新のお知らせ、またブラックフェミニズムやクィアカルチャー/アクティヴィズムなど関連する情報のシェア、紹介も行っていますので、ぜひフォローしていただければ幸いです。


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✴︎『How We Get Free』の味わい

出来上がった下訳をもとに本書全体を読み直し、話し合いながら、改めてコンバヒーリバー・コレクティヴの豊かでラディカルな運動の過程、歴史から得られる学びの深さを実感します。特にステートメントを起草した3人のメンバーであるバーバラ・スミス、ビヴァリー・スミス、デミタ・フレイジャーのインタビューを並べてじっくりと読み直すことで、革新的なステイトメントやコレクティブ活動の背景にある個々の豊かな人生経験やそこから生じる思いを改めてしっかりと捉えています。それぞれの体験もそれを語る言葉も、ときに重なりときに大きく異なりながら、彼女たちの思想と実践への私たちの理解をより深め、広げてくれます。そうした生の声をたっぷりと伝えるインタビューを読み比べることのできる構成こそ、この本(原書)の最大の特徴と言えるでしょう。この豊かな魅力を皆さまにしっかりとお伝えできるよう、作業を進めております。



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次回の活動報告では、コンバヒーのステートメントやメンバーが言及する「連合」の政治について、2000年以降出版されたフェミニズムと障害に関する書籍の紹介とあわせて振り返ってみたいと思います。



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